白いカーネーション


今日は「母の日」
誰にでも母はいます。
 高2になる男の子の孫から、買い物のお供の声が掛かり出かけました。
「御婆ちゃん、先ずお墓参りに行きたいんだけれど、、、。」
(えっ、命日ではないのに、、、)「母の日だから、、、」と孫。
何と愚かな母だろうと、自分を諫めました。10年絶とうとしているのに、涙が止まらない墓参り。「それは御婆ちゃんだけだよ。」と母である私の涙を認めてくれる孫。「そうね、貴方達は泣いていられないものね。」「そうだよ」と孫。
 高2の孫が小1、中3の孫が5歳の時買い物に出かけて、孫達の母と10カ月になる妹(私の娘と孫)が交通事故で、帰らぬ人になりました。
 私は、泣いていられませんでした。私より母を亡くしたこの孫達の方が、もっと辛いはず、、。と2人の男の子を涙に堪えて2人に寄り添い、支えました。
 2人は悲しみに耐えて、上は、小、中共に皆勤、下も中3の今も兄同様に皆勤を守り、それぞれに好きな道を見つけて励んでいます。
 母は、生きてこそ、、、です。生きて子供の支えになってこそ、母なのです。
これが、亡き娘の母としての、言葉と思っています。                
 頑張りましょうお母さん!!