楽しかった、大山登山


今年は、天候が安定せず、ハラハラと延期延期の連続で、やっと10月17日に出掛ける事ができました。
 年長組5名です。男子3名女子2名です。
子どもたちにとっては、長い年月、待ちに待った大山です。
お兄さんお姉さん達が、勇んで出かけて嬉しそうに帰って来る姿を何年も指をくわえて見ていたのですから。
 行きの車の中でも、毎年の子供たちと違って静かでした。
エネルギーは山で出す。そう指導してきましたが、守る事が出来る子供たちでした。
平日のせいか、ヤビツ峠も空いていましたし、登る人も少なく楽でしたが、私がこのところ仕事が忙しく、連日朝早くから夜遅く迄仕事で疲労がたまり、なかな か歩けませんでした。子ども達が心配して、「だいじょうぶ?]と声を掛けてくれたりして上りました。男の子の早い事。元気にお喋りしながら歩き,うるさい こと。
行きも帰りもずっと、喋りどうしです。
やはり男の子が早くて、女の子はゆっくりでしたが、歩けない、疲れたと根をあげませんでした。
 大山も通算16年登ってきました。子どもたちの夢のために当たり前として続けてきました。
 車の中から頂上を見て、「あの尖がった物は何だろう?」。
 「さあ、何か見に行きましょう」と目的を持った登山をしました。
山頂に着くとホントに嬉しそうで、直ぐにお弁当です。
子どもたちの、一生の思い出になる場所です。
私の為に時間が無くなり、早い下山になりましたが、あの尖って見えたものは、大きなアンテナであった事も確認できました。
 下山は、私の得意で「園長先生!まてー!」と男の子達が付いてくるのが楽しい事。いつも体験出来ない、心の触れ合いです。
 やはり30分近くも男の子達が早く着きましたが、女の子達もゆっくりながらめげずに頑張りとうしました。
 車に乗ったら、皆お昼寝。何年ぶりかで、この子供らしい姿を見ることが出来て
嬉しさと共に、褒めました。
 ここ数年、車の中で煩くて、歩き出すと、疲れた、もうイヤと我儘を言い、なだめてやっと上り、帰りの車で大騒ぎ、このパターンで「叔母さん達の温泉旅行では無い」と、言いつずけでした。
 何処で力を出すべきか、、、。それも学習です。
目的が違っては、困ります。社会に出た時本人達が困ります。
 久々に清々しい子ども達との登山でした。
子供たちも又行きたい、、、と。自信が付いたでしょう。
 私が元気なうちに、今まで16年間に共に上った卒園生達との、思い出登山をしたいと考えて、楽しみにしています。