会って別れて


いよいよ年長組の子たちとの別れの日が来ました。
長い子は在園6年。
生まれて間もなくから一緒に生活してきたことになります。
一足先に、急に他市に引っ越しをするお子さんが出てきました。
子ども達16名は驚き、遠くへ行ってしまう事から
「もう一生会えないのかな~」
と、淋しそうに言う子も何人かいました。
共に笑ったり怒ったり、泣いたり楽しんだり生活した日々です。
皆忘れてしまうのでしょうが”心体の奥”に日々の体験がしみ込んでいるはずです。
家庭と保育園が協力し合って育てた大切な日々で、家庭と園を往復するノートの中にそのことがありありと記されていて改めて重さを感じました。
この園を立ち上げて ”会って別れて” 32年
子ども達の成長を見つめ続けました。
成長して立派な大人になって顔を見せてくれた時は、倍の恩返しです。
31日はきっと涙の別れでしょう。