園の近所にススキがたくさんあり、「生け花」にと日が暮れた頃に
草の繁みに入って4・5本とって明るい場所に戻ると、
「しまった！！」
着ていたカーディガンに、「センダン草」の種がびっしりついて、
着るどころではなくなってしまいました。
次の日、庭で子ども達に、
「ススキを取りに行ったらこんなについてしまったの。
この種が人にくっついて運ばれて、違う場所で花を咲かせるのよ。
取ってくれるかな～。」
と声をかけると、数人が走ってきて。
「何処でくっついたの？」「何て名前？」「見に行きたい！！」と言いつつ、
孫（？）の手が５分もしないうちに、私のカーディガンをきれいにしてくれました。
「先生、お庭に種を植えたよ！！」
こんな体験は都会ではできません、自然の豊かさを楽しんだ出来事でした。