白馬便り 平成31年1月4日

あけましておめでとうございます。
今年も恒例の白馬スキー教室が、34名の参加で始まりました。
昨年より10名少ない参加人数で、バスの座席も宿もゆったりですが、初参加が15名と緊張のスタートです。

7時30分『スーパーなかや』駐車場を晴天のなか、出発しました。
バスは順調にサービスエリア初狩りに着き、出迎えは青空にそびえる雄大な富士山です。
毎年この姿が、スタートしたんだなという実感と、“頑張ろう”という意欲をかき立たせてくれます。
諏訪湖近辺は-5℃でしたが、雲無く、湖も凍らず、
青空が反射して水面が美しい光を放ち、穏やかなお正月であることを伺わせてくれました。
梓川サービスエリア10時15分着。全く雪がなく、
トイレ休憩しながらサービスエリア内の公園で鬼ごっこをしたりして遊びました。
遊び過ぎて、最終的に白馬到着が遅くなるほど楽しみました。
バスの中で昼食をとり、11時15分に出発、『ミーティア』には12時30分に到着しました。
 
さあ、スキーの準備です。インストラクターは昨年と同様、
ベテランのインストラクターの方3名で「今年もよろしくお願いしま~す」と安心しました。
初心者は準備に時間がかかります。送迎バスで『47スキー場』に着いたのが14時でした。
外国の方が多く、混んでいることに驚きました。
上・中・初心者と3グループに分かれて教室が始まりましたが、
人の間を縫うような状態で、リフトも混雑し、40人くらい列をなしてのスキーでした。
太陽が出ている間は暖かかったのですが、15時過ぎに山に隠れてしまうと、
途端にグーンと冷えてきてしまい、立っていることが辛くなってきました。
そんな中、初心者の子達は、ひたすらストック無しで、滑る練習をしていました。
コツをつかんだ子は呑みこみ早くさすがに上手でした。
15時30分、送迎バスで『ミーティア』に戻り、お風呂です。
お風呂は温泉組とミーティア組の2班に分かれ、明日は交替という形になっています。
今回は温泉に13名行きましたが、まだ人数が多く、あわや断られそうになりましたが、
上手に話をし“もぐり込み”ました。男女共に3人出たら3人入ると様子を見て脱衣所に入りましたが、
浴槽・流し場にはまだ人がいて、虹の子の女の子が3人で1つの蛇口を使う状態で、
どうも一番混む時間帯に行ってしまったようでした。まさしく“カラスの行水”です。

夕食は、ご飯、野菜スープ、鶏肉ソテー、魚のフライ、デザートはプリンでした。
みんなお腹がすいていたのか、昨年より残すことが少なかったように思います。

19時ミーティング、反省会です。
おしゃべりが多くて、人の話を聞いていない子が多いとの意見でした。
日常でもそうですが“自分の気持ちを伝えたい相手が欲しい”それを感じ取れます。
ご家庭ではどうですか?会話をすることで子どもの心のうちや、成長を感じ取れて、
どう向き合えばよいか分かってきます。
親と子の【きずな】はこの会話にあるのではないかと、一人一人の状態を見ながら答えていくようにしています。
子どもは段々親から離れていきます。今のうちにしっかり会話をしておきましょう。
昨年から【しおり】に一日一日の感想を書いてもらい、読んでいますが、
これまた楽しい私達の励みの時間となっています。
子ども達はそれぞれの想いで書いているので、逆に勉強もさせられます。
みんな疲れた顔をしているので、早く寝るように伝えて一日を終えました。
明日は雪との事、どうなるか楽しみです。     

米田記