22回目の卒園式と同窓会を終えて


昨日、晴れて園を巣立つ日に相応しい晴天に恵まれて、第22回卒園式を迎え、7名が卒園しました。
 在園生の中には、式に参加していて寂しさの余りに涙を流す子もいました。それだけお兄さんお姉さんとは、深い絆であったと言うことだと思います。
 卒園生の居ない年もありました。26年の中の22回目の卒園式でした。
 親も子も、就学という人生の中の大きな節目の時で、喜びより不安の方が多いのではないでしょうか?
 送り出すこちらも其々に環境が異なりますので、この数カ月を乗り切って、慣れて安全な小学生活を送って欲しいと願い続けます。
 午後は引き続き、3回目の中学生以上の卒園生、親、職員の同窓会でした。
3時から21時過ぎまで、久々の再開に、お喋りに花を咲かせていました。
卒園生は、新中学生から23歳の社会人、大学生と多種多様環境の子や親、ママさんになった職員などと、離れていた時間の経過を感じられない程の、心に染みる時間で、特に中学生達は賑やかなこと、21時に終えるのがやっとの親密さでした。
 数年の空間を埋めるかのような、大切な絆の時間だったようです。
私は居るだけで、飲み物摘むものさえ用意しておきさえすれば良いのです。
社会人の子も、久々に会った友から、意見されたり教えられたり5時間位ずっと会話続けていました。子供達もそれぞれな物を背負って生きています。
 この保育園で共に育った子たち、又保育に携わった職員、親が、この「場」を中心として、ずっとずっと助け合って、励ましあって生きて行って欲しいと願っています。生きずらい世の中です。卒園してから、病気でお父さんを亡くした子もいます。
それを知った友の親も、心配しています。
「いらっしゃい」その一言で集まり、寄り添って励ましあって、心の「荷」が軽くなります。思春期を迎えた親達の悩みなど、心を寄せるだけで、心強いものです。
 同じ保育園に居たことで、親同士の信頼関係も有りますので、直ぐに時間は埋められるものです。
 40名近い参加者に、心から感謝しました。
毎年、この時期に続けて行きますので、卒園生の方々今年来れなかった方も、来年は是非参加して元気な姿を見せて下さい。
 我が園は卒園ではなくて、始まりです。
 又会える日迄、共に健康で再開できることを願っています。