今日は十五夜


職員がススキを見つけて来てくれて、本園・分園・学童と花瓶に飾りました。
そして、朝礼で
「さぁ~、目を閉じてみて。まぁ~るいまぁ~るいお月様が見える?」
と子ども達に声をかけると
眼を閉じている子、開けている子、それぞれいます。
「お月様の前に、お団子とススキがあるけど見える?」
「見えた!!見えた!!」
と、子ども達。
「そのお月様を見ながら、タヌキとうさぎが踊ってるの見える?」
「見える!!見える!!」
「さぁ、目を開けて。タヌキとうさぎになりましょう。」
十五夜さん 十五夜さん まぁるいまぁるい十五夜さん
ポンポコポン それ ポンポコポン
ポンポコタヌキが踊ってる
十五夜さん 十五夜さん まぁるいまぁるい十五夜さん
ピョンピョコピョン それ ピョンピョコピョン
ピョンピョコうさぎが踊ってる
と歌と踊りを指導しました。
その後、「お月見のお団子作り」。
栄養士の用意してくれた上新粉で、私の秘伝の『一度に手のひらで3個のお団子を丸める』技を披露しました。
これは、祖母から教わり、ずっと保育園で子ども達に伝えてきたことです。
「丁寧に、いい子いい子と丸めるときれいに出来るのよ。
みんなも、いい子いい子とかわいがられるようにね。」
と、声をかけながら手を動かします。
出来上がったお団子は3時のおやつで食べます。
3歳児クラスで、目を閉じて食べていた子がいたそうです。
ウサギもタヌキも見えて、一緒に食べていたかもしれません。
夕方、見事なまんまるお月様が上がってきました。
三歳以上児は、屋上に上がって、登ってくる月を眺めました。
「大きい!!」「まるい!!」「きれい!!」「ウサギがお餅をついている!!」
と、思い思いに歓声を上げ、
十五夜さん 十五夜さん♪♪ と大合唱でした。
子ども達は家へ帰って、どんな会話をしているでしょうか?
以前、
『お母さんとお団子を買おうとしたら
「今日はお家で作りたい」と希望して、上新粉を買って行って
親子でお団子作りをしました。』
と、そんな子ども達が何人もいました。
子ども時代の秋の楽しい想い出を作った十五夜でした。