節分と七福神


今日は節分。
暦の上では春なのですが、何と夜から雪になり、一晩中救急車の音が遠くに聞こえていました。
園では、1日に繰り上げて行いました。
春になったと言うこと、豆は作物の種を意味して、畑仕事を始める目安であること、鬼は病気や悪い事を意味していて、家の中に入って来ないように追い払うこと、福は良いこと幸せが沢山入って来るように願うこと、等毎年話して聞かせて豆まきをしています。
又、園長のドラえもんのポケット登場です。
豆を入れるマスです。このマスにコップ1杯の水をゆっつくり注ぎます。
子どもたちは、どうなるかと目と耳を澄まして私の手元に集中しています。
コップ1杯の水がマスに収まりました。
「ワースゴイー!」
「このマスは一合入れのマスで、コップもだいたい一合入れです。昔はこのマスが物を量る基準で、お米、味噌、醤油、油塩等買う時にはこうして量って売り買いしました。」
と、話して聞かせました。
「ご飯を炊く時も、お母さんはこうして量って毎日焚いているんですよ」
と。
次に福の神の話。
七人の神様が居らっしゃると言う事。
今年1月2日、とても良い天気なので思い立ち、「相模七福神」参りを歩いてしました。
10時半に家を出て、田んぼの中や近道を歩き、時間が無いので、厚木 駅から相武台駅迄は行きは電車に乗りましたが、4持半に家に着き約6時間20キロ近くを、食事もせずに歩きました。
帰りは足が棒の様になりましたが、ヤッタと言う感動が有り、又7カ寺でのさまざまな発見や感動を味わう事が出来ました。
20日またまた「江の島、鎌倉七福神」めぐりに挑戦。
こちらは電車での移動が多いので、楽でしたが、坂や階段が有り又電車の待ち時間も有ったりで、ハラハラしましたがやはり4時には7カ寺廻り終えて、感動でした。
改めて鎌倉は、歴史の古さや文化の深さを認識した歩きでした。
花の時期に又廻りたいと考えています。
さて、私の廻った七福神の経験を伝えて、今年も良いことが沢山有るように願いましょう。
近くの「増善寺」も七福神なので
「お散歩に行って御参りしましょう。」
と、皆で出掛けて福禄寿(長寿長命の神)に福をお願いして来ました。
学童の子供たちも行きたい、歩きたい、と言っているのでまた一緒に歩こうと思っています。
こんな事も有りました。
この節分、マスの話の時「トイレ」と言い出した子が居ました。
この朝礼も話は5~10分です。
始まる前になぜ行っておかないのか。
食事の時に席を立つ、お行儀が悪いと言ってもなかなか言うことを聞かない。
チャンスと思い
「あーあ、○○チャンはトイレに行っちゃったから楽しい話を聞けなかったねー」
と、話すとショボンとしていました。
この躾、なかなか難しいですが、このように自分が損をする、と思わないと効き目が無いようです。
あの手この手で教えて行かなければなりません。