令和元年度白馬便り あとがき

 14回目の白馬スキー教室が、無事に終わりました。
 今年度は雪不足の心配があったのですが、やはり雪がなく、何時もの白馬は真っ白で、雪の中の風景でしたが、今年は一変して、林の様子が良く解かる風景でした。
 雪を探してのスキーで、最終的には、スキー場を3ヶ所経験することになりましたが、最後の白馬エスカルプラザの大きさと、吹雪の中の、外国人の多い会場には驚きました。所狭しと空いている雪の場所を探してのスキーでした。結果として、やはり、雪の積もる正月明けが適当であると認識したスキーでした。
 雪が無い為に毎日違うスキー場でしたが、児童達は素直に指導に従ってくれて、ケガや事故無く終えることができました。
 インストラクターの方々も毎年同じ方々なので、子ども達も慣れていて、楽しそうに滑って来る姿は、微笑ましい光景でした。

 昨年度から「岩手」「白馬」しおりに、個人の感想を、その日のミーティング(反省会)の後に書いてもらい、引率している職員が、印や文章を添える事を始めました。
 ねらいは、感じた事を文章にできるようにする事。それが、より一層スキーが楽しく上達できれば良いと考えたからですが、それぞれ2~6年生迄、素晴らしい感想文を書いてくれて、この10数年間書いてくれた文を私達が目を通さずに済ませてしまい、貴重な体験をフイにしてしまっていたことを反省しました。
 文章を書く事が好きになってくれたら、これからの学校生活にきっと大きな”力”になるだろうと、期待しています。

 この活動にご協力下さった方々に、心から御礼申し上げます。

米田記