令和元年度白馬便り12月25日

 第14回白馬課外活動は晴天の中、8時にスーパーなかやの駐車場を出発しました。

 今回は児童が男子10名、女子19名、の29名に職員が5名です。例年では年明けの行事でしたが、行程が土日と重なってしまうと全てが混んで動きづらいので、それを避けた結果年末になりました。

 出発して初めてのトイレタイムを取った初狩パーキングエリアには雪があり、青空に富士山がくっきりとそびえて見事でした。今年はバスの中の過ごし方も静かで、ゆったりとしていましたが、さすがに3時間近く過ぎると皆元気でした。

 例年通り梓川サービスエリアでトイレタイムと昼食をとり、11時過ぎに出発、全く雪が無く心配になりました。雪のない道を走り、12時20分頃にミーティアに無事に到着しました。挨拶の後今日の練習の行程の説明があり、スキー場「白馬47」に行き、雪のある山の上の方で練習することになりました。準備をしてミーティアのバスで白馬47スキー場に行くと、十数年ぶりにここのゴンドラに乗りました。雪が少ないので以前の風景とは違いましたが、下から見上げた時には思いもよらない人の賑やかさでした。団体の外国人も沢山いて、賑やかなこと。上級の人たちが多く、スキーを滑る様は見ていて羨ましくなりました。

 私は皆と一緒にゴンドラで登り、ゲストハウスのテラスでこれを書いていましたが、テラスにいても寒くなく手袋なんかいりませんでした。明日は天候が崩れるとのことで、晴天の雪山を堪能するようにとミーティアのご主人が声をかけてくれました。下には雪がないので上は混み、帰りのゴンドラは下山最終のギリギリで慌ててしまいました。スキー教室は初級、中級、上級に分けて指導してくださるのですが、混雑していて思うように滑られなかったようです。

 ゴンドラで15時30分に降りてきて、そこから宿に戻り、お風呂の準備をしました。今日が16名、明日が20名と、温泉組、ミーティアのお風呂組で分けて、温泉に向かいましたが、やはり温泉は混んでいて全員で行くのは難しいと思いました。

 温泉から宿に戻り、18時から全員で夕食です。今晩のメイン料理はチキンで、その他にもサーモンのグラタンにライスとサラダとミネストローネスープ、最後にデザートでプリンが出て、どれも絶品でした。例年だと何かしら苦手な物があり、かなりの量を残すことになっていたのですが、今年はほとんど残すこともなく、時間通りに食べ終えることができ感心しました。

 19時前に食事が終わるとミーティングが始まりました。昨年と同様にしおりに一日の反省や感想を書いてもらっていますが、5分~10分の間、どの子も一言も喋ることなくものすごい集中力で取り組んでいました。内容は様々ですが、どれも読んでいると自然と笑みがこぼれるものばかりです。

 その後消灯までの自由時間では、賑やかになってしまう時間もありましたが、明日の準備、将棋やオセロ、テレビを観るなど思い思いの時間を過ごしていました。明日に疲れを残さないためにもしっかり休むよう伝え、21時に消灯しました。明日は6時半に起床して、すぐにでも滑りに行けるよう、スキーウェアを着て朝食です。どのような天気になるか楽しみです。

米田記