みちのく便り 二日目

 仙台着は朝5時少し前で、雨はなくホッとしました。大都会の駅近くにバスが停まり、嘘のように人気のない駅前に降りると、ひまわり観光(フジクラドライブ)の運転手さんが迎えてくださり、そばには53人乗りの大型バスが私たちを待っていてくれていて、感動でした。

 まだ眠い中、荷物を、目の前のバスに移し終えて、ターミナルのトイレ(3か所)に並び、朝食のおにぎりとサンドイッチを隣のコンビニで調達しました。

 やはり大型バスは楽で、盛岡までの2時間、仙台の駅近くの人のいないビル街を抜けて、高速で向かいました。子どもたちもゆったりと、そしてぐっすりと眠っていて安心しました。

 盛岡着7時半、いつもの場所、道の駅「石神の丘」で顔を洗い食事をして、晴れてきたので八幡平に向かいました。ですが頂上はあいにくの雨と霧で、売店でトイレタイムとプチ買い物をして、目的地を「子どもの森」に変更して向かいました。毎年子ども達の希望があり楽しみにしていて、何度も寄らせて頂いているので、職員の方々が4~5人くらいで出迎えでくださりました。この「みちのく便り」にも毎年子どもの森での様子を載せているので、私たちのことも歓迎してくださります。

 ここのアートは毎年変化があり凝っていて、都会的なセンスは感動させられ、また、学ばされています。12時過ぎに到着し、14時まで遊んで、道中のコンビニで買ったおにぎりとサンドイッチを食べ、15時には出発して野田に向かいました。

 途中葛巻の道の駅でトイレタイムと共に、一回目のソフトクリームを食べました。搾りたての牛乳で作るので、とても美味しかったです。日が出ていて暑かったので、子ども達も笑顔で美味しそうに食べていました。

 その後、野田村に向かい、苫屋組の3、4班は17時20分に着き、男女ともに苫屋の前の河原で川遊びをしました。男子が早く風呂に入り、次に女子が入って、食事とミーティングをしてから外に出たら、ホタルが目の前の川で数匹飛ぶのが見えて、感動しました。

 空を見上げると雲の間から、星が見えて、何週間ぶりの星空を見上げて、ここに来れて本当に良かったと思い休みました。

 子ども達は元気で驚きますが、泣く子がいないので安心して静かな夜になりました。

~米田記~