白馬便り おわりに


11年目の長野白馬スキー教室が無事に終えました。
今年は昨年より雪が多かったので
満足のいくスキーや雪遊びが出来て何よりと思っています。
やはり雪が無くては出来ません。
下ではゆっくり雪遊びが出来る環境ではありませんが
リフトに乗って山頂へ行って
雪のやわらかさ・硬さの違いを感じる中で雪合戦をして遊んできた
と、報告してくれました。
雪の質で雪合戦が出来るか出来ないか学んだり
冬の自然に触れて大きな体験だったと思います。
ここで手袋が濡れて 手が冷たさで痛い体験をした子もいました。
インストラクターの方々がきめ細かい指導をして下さり
ただ滑るだけではなく
ケガをしない様な準備や心得もしっかり指導して下さり
子ども達の心に響いたようでした。
宿泊先『ミーティア』の福島さんご夫妻が
私達を迎えて下さる気遣いのお陰で
楽しい2泊3日になっていることをつくづく感じて感謝してます。
長野白馬まで行かなくてスキー場はたくさんありますが
やはりこの宿泊環境があるから
引率する私達が子ども達を守る側として安全な活動に計画出来ます。
この活動を通して子ども達が学べることは
1.1~6年生の縦の関係が助け合う意識を育てていること
2.親から離れて自己管理の習慣を身に付けること
3・知らない土地に行ってお世話になることへの感謝の気持ちを言葉で表現すること
4.自立の気持ちを育てること
今年度最終的にまとまり
高度なスキー教室になったと感じています。
それは子ども達の努力でもあると思いますが
夜のミーティングのあの緊張感と話を聞く態度は
子ども達の持っている力であり
それを今回は感じることが出来て
指導する私達もがんばって子ども達が伸びる支援を
していかなければならないと改めて実感させられました。
この活動を通じて参加出来なかった子ども達を含めて
日頃から学校で学べないさまざまな遊びが出来る環境を作り
将来子ども達が豊かな人生を送れるような時間を作っていきたいと思います。
この活動にご協力いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
米田記