感謝とは


『人に何かをして貰ったら必ず感謝の言葉とそれを形に表す』
私は当たり前だと思って生きてきました。
結果、財産もなく親類・知人もいない中で
これだけの仕事と友を得ることが出来ました。
これは凄いことです。
人間一人では生きていけないことは
皆承知していますが
してもらったことは当たり前に思ってしまうようです。
お金に変えられない『心』『愛情』があるはずで
自分は恩を受けて何かから守られているのです。
してもらって当たり前~となってしまうと
無神経ととられて、誰も声をかけたり助けてくれたりしなくなるでしょう。
子ども達が幸福に生きていくためには
『感謝すること』~この言葉を教えて、実行出来るように
まず親が生き方で教えることだと思います。
孫が小学生の時、東京のお友達の誕生パーティーに誘われました。
後日、そのお母様から
「偉いですね~。彼だけがちゃんとプレゼントの他に
『お邪魔します』と菓子折りを持って来ました」
と、褒めていただきました。
父方の祖母が持たせたのでしょう。
『近しい方以外、人のお宅に伺う時は手ぶらでは行くな』
と、教えていました。
これは礼儀であり、教えてくれた父方の祖母に感謝です。
生きていくうえで
感謝とは『心配してもらった』『助けてもらった』という感性で
感じるか感じないかのように思います。
子ども達にもぜひ、その感性を育ててあげましょう。
また、先人の言葉も教えとして聞くことも
幸福につながると想います。