19回 みちのく便り 平成28年7月28日


今年の岩手活動は
本厚木駅から盛岡駅行きの夜行バスが廃止になったことを
切符購入(予約)の直前に知り目の前が真っ白・・・
というところから始まりました。
『中止かな』・・・とも頭をよぎりましたが
長年私と共にこの活動をしてきたK先生が、事務員と共に
「代わりのバスを探しましょう!!」と2人で2時間
パソコンに向かいバスを検索し、
その日のうちに往復の切符のほとんどを確保してくれました。
私は傍で『YES』『NO』を判断しながら見守り
感謝の気持ちで一杯でした。
若い人の力に感動と感謝もしました。
さて、7月28日(木)海老名駅20時集合、
~19回目にして、初体験のスタートになりました。
人通りが多いので、長時間は迷惑にならないように考えました。
親御さんの初めて手放す~気持ちを思うとともに、
親子の気持ちを受け止めて、18年続けてきました。
いずれ 子どもは親の元から離れてゆきますので、
どんなに寂しくても喜ばしいことと受け止めて、
親も覚悟していかなければなりません。
親に「行って来ます~」と別離して
海老名駅に移動した途端
今まで遠距離の行事に参加したことのない
2年生男女が泣き出してしまいました。
「楽しい事があるから大丈夫だよ。」と
みなで声掛けをしました。
それまでメソメソしていましたが
ロマンスカーに乗ったらぴたりとやみ
嘘のような笑顔になって、ホッとしました。
ロマンスカーも貸切状態で楽しく新宿まで到着。
南口からバスターミナルへの移動は人混みを避け
陸橋を渡りました。
「うわぁ~!すごい人。凄い景色!!大きな時計がみえる!!
園長先生、こんなすごいところに連れて来てくれてありがとう!」
と、2年生の男の子からお礼を言われて
疲れが吹き飛びました。
みな「お腹が空いた!」というので
コンビニに走り、おにぎり・パンを買って食べて
バスに乗車しました。
子ども達が元気で楽しそうに動いていて、安心しました。
良い旅になりそうです。
米田記