97歳の恩師は芸大声楽科をご卒業で、私が田舎から出て来た高校生の時にお世話になった恩師です。
ご無沙汰していましたが、運動会のリトミックの音源を探していた時に、先生の弾いて下さった数十年前のピアノ伴奏が出てきて、「さすが!!」と感動と共に先生の声を聞きたくなり、お電話してみました。電話に出て下さった元気なお声を聞いて、お元気なことを確認。良かった!!と涙がどっと流れました。
私と娘2人、そして孫2人が歌とピアノをご教授いただいた方で、親子のような間柄の方です。
現在一人暮らしをしておいでです。ピアノ伴奏をしても、「弘法筆を選ばず」で、どのピアノでも良い音を奏でられる技術を持たれた方でした。
もう一人、90歳の恩師は、小学3年生の時の担任で、岩手国体で3千人の小学生児童のマスゲームを指導された方で、学童の「岩手課外活動」の発案者でもあります。今でも岩手で、児童と逢えるのを楽しみにして下さっています。この先生もお一人暮らしですがお元気です。
「人師遭い難し」との言葉が有りますが本当にその通りで、このお2人は、私をここまで育てて下さった方。
皆さんも、人と人との出会いをどうぞ大切になさってください。
園長 米田記