令和7年1月5日(日)
17回目の冬の課外活動2日目。青天の朝を迎えて6時30分起床、 7時30分から朝食です。
スキーは午前のみで午後は温泉、買い物をして帰りますが、帰省ラッシュが気になります。
昨晩は女の子2名がホームシックで泣いていたそうですが、朝は疲れも見せずに元気そうで安心しました。
私も昨日は施設で文章書きをして、午後もゆっくり休んだので元気ですが、暮れは毎週多忙で仕事納めの日は心身共に限界でした。ですが職員との忘年会(保育園と学童合わせて約50名が参加)や、4番目の孫とのクリスマス会、飲み友との忘年会など計3回の楽しみに救われて、付き合ってくれる方々に感謝でした。年が明けてからは食べて、箱根駅伝を見て楽しんでと、”楽„漬けの日々で、それが祟って4日に来たのだと思います。
昨日は諏訪湖の近くに住んでいる元職員に、冬の課外活動の場所が白馬から八ヶ岳に変わり、今年は孫の大郎先生に加えて2番目の大将先生(だいすけ)も来ているため、来られたら来ませんか?と電話してありました。その職員にとって孫2人は当時保育園に通っていた時の教え子だったため、成長した姿を見せたい思いもありました。私たちは人を育てる仕事ですので、教え子が立派に成長したらそれが何よりの励み、喜びになるからです。彼女とは結婚して退職してからも続く、切れない縁です。ご夫婦ともに来てくれて、昔話に花を咲かせて元気をもらいました。
さて、朝食は、オムレツ、ミートボール、サラダ、パンが2つ、スープ、りんごジュース、そして希望者にはごはんと納豆、焼のり、生卵を提供していただきました。残す子、おかわりをする子と様々でしたが、食器の片付けは誰も落とすことなく静かにできて優秀でした。
その後は部屋をチェックアウトのために枕カバーや布団カバーを外して片づけて荷物を移動し、スキー出発の準備です。予定の 9時30分、全員がスキー教室に元気に向かいました。
最終日、1班はなんとリフトで頂上まで登ったそうです。子ども達の感想からも、頂上からの景色が素晴らしかった、隣のスキー場が見えたと口々に感動の声が上がりました。2班の子ども達もかなりの急勾配を滑れるようになったようで、最後の方には1列に隊列を組んで滑ってきていました。3班の子ども達はみんな初体験ながら滑って止まることができるようになり、最終日は午前中だけで3回もリフトに乗って滑ってこれたそうです。皆それぞれが上達したことに喜びを感じ、自信を得たようでした。
11時30分、3名のインストラクターの方々に御礼をして、スキー教室が終了しました。どの方も辛抱強く教えてくださり、最後には「また来てね!」と口々に仰っていただき嬉しい出会いでした。
昼食は牛丼でした。一番おかわりをする子が多かったように感じます。昼食を食べた後は雪遊びの時間をつくりました。やはりスキーだけではなく、自由に雪に触れられる時間が必要で、それが精神解放にもつながるからです。ただし富士見高原スキー場は人口雪のゲレンデなので周りには雪がありません。そこで、富士見高原リゾートが運営しているキッズランドがソリや雪遊びができるということで、そこに行きました。海老名ではソリ遊びができるほど雪が降ることも近年ありませんので、子どもたちは大喜びで30分ほどの時間でしたが存分に楽しめたようです。
そこからは一度施設に戻り着替えをして、温泉施設「鹿の湯」に移動しました。一般の方のご迷惑にならないよう前半温泉に入る子、前半お買い物をする子と2グループに分けて行動しました。みんなそれぞれ欲しい物を選んでカゴに入れ、ブツブツと計算しながら買い物をしている姿は微笑ましく、良い勉強になると思いながら観察していました。
冒頭で書いたとおり帰省ラッシュが懸念されたため、少し行程を早めて15時に鹿の湯を出発し帰路につきました。帰りも初狩で休憩しましたが、それまでは子ども達も疲れが出たのかほとんどの子ども達がぐっすり眠っていました。休憩後は車内で最後のミーティングです。一人一人感想を述べてくれましたが、多くの子どもたちがインストラクターの方々への感謝を述べていて、上達できたことが自分だけの力ではない、人に教わったからこそと分かっているからだと、成長を感じました。
懸念していた帰省ラッシュは大きな影響を受けることなく、30分早い17時30分頃に中新田小学校に到着しました。保護者一斉メールでお知らせはしていたものの、皆様ご予定があったこと思いますが、それでも早くお迎えに来てくださり、ご協力誠にありがとうございました。