みちのくだより~あとがき~

初日、新宿駅出発時刻21:20。稲光と共にビルに落雷。そして土砂降りの雨の中の出発でした。ビルが崩れ落ちるかと思う程の衝撃でした。
そして、帰りの盛岡。これまた大雨、落雷。土砂降りの盛岡駅23:10発。新宿駅行きのバスの後方に私たちを乗せてくれたフヂクラドライブのバスを着けてくれて、少しでも濡れないように配慮してくださったことに感謝し、全員無事に乗車できた時は本当にホッとしました。
新宿は晴れで、バスタから新宿駅に向かって横断歩道を渡るだけですが、身軽に移動できることはありがたく思いました。

24回、回を重ね、同じ所へ行っているのに、毎回感動や体験があるので、私にとっても魅力のある活動となっています。
今回は、6年生が半数という事もあってよくフォローし合いこちらも楽でしたが、逆に3・4年生の幼なさが目立ったように感じます。6年生ともなれば知力、体力も大人並みで、どのように個々の力を引き出すかが重要で、声掛けをし、気づかせて、褒めて、伸ばしてあげる事が家庭でも重要だと思います。親は自分でやってしまった方が楽かもしれませんが、やらせて、誉めて、成長を促す事が大切です。
もう半分、立派な大人です。今回はその成長を垣間見られて、心強く感じた活動でした。
また、人と人とのつながり、コミュニケーションを大切にする事、今回は挨拶、返事が苦手でしたので、声をかけて、指導しました。
言葉で繋がって行く事も教え続けました。

えぼし荘での朝食のバイキングも、落としたり、こぼしたりする子もおらずきちんと出来ていて、「見事!」と思って見ていました。
「立つ鳥跡を濁さず」、立ったらイスはきちんと元に戻すこと。 どこの場所に行っても、これも徹底して教えました。

この5日間、子ども達からは楽しかったとの声が聞こえましたが、この経験が家庭や学校で活きてくれたら、私や引率した職員達への大きなプレゼントだと思います。

平日の朝の駅へ、あの暑さの中のお迎えも感謝いたします。
何よりも、全員、何事も無く帰宅できた事が一番だと考え、来年に向けて反省もしつつ、改めましてご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

御協力、ありがとうございました。

園長 米田記