母の日の夕方、一人散歩に出ました。
薄暗くなった街の中、小さな花屋さんの反対側に、
見るからに工事現場で仕事をしている人の軽ワゴン車が、2台止まっていました。
そこで花屋さんに視線を向けると、花屋さんが賑やかです。
見ると、ラッパズボンの作業着の若いお兄さんが、お店の人と楽しそうにお花を選んでいました。
一人の男性が、かわいい花束を持って嬉しそうに会話をしている姿が目に入りました。
「どんな花を選んだのかな?」
「あの花をもらった女性はどんな人なのかな?」
「何と言ったのかな?」
『ありがとう』
『いいのに・・・』 とか・・・
そう思うだけで心がフワ~と温かく、自分がもらった気分になり幸福になりました。
幸福な『母の日』でした。
