学技術館(東京)、皇居東公園に遠足に行きました。虹の子クラブ


8月24日、夏休み最後の遠足に児童61名,引率者5名で行ってきました。
 前日に参加者50名と聞いていたので、それでも大変な人数なので、正直眠れませんでした。
朝、学童に行き、班分けが出来ているかどうか子供たちに聞いてみました。
出来ていないとのこと、新しい職員が多くそこ迄時間がなかったのだろうと判断、
子供たちに「50名を5班に分け、班長になれる高学年が居る?」と聞いたところ、即座に2,3、名の6年生から「大丈夫!!」と
返事が返ってきました。「じゃ、お願い!!」と頼むと、机に有ったメモ用紙を取り、参加者の名簿を見ながらテーブルに車座に座り頭を合わせて即相談に入り、その逞しさに感心しました。出発迄30分有りません。
大谷虹の子、有馬虹の子の児童が続々集合結局61名参加となりました。  凄い!人数。
引率者4名、他虹の子で育った中学生の男子1名。
行程は、小田急厚木駅から代々木上原で千代田線に乗り換え大手門乗り換え
竹橋で降りて「科学館」徒歩10分ですが、外に出たら暑さで日陰を探して歩きました。
 「科学館」では職員の方が案内してくださり、先ずは水分補給をしてお弁当にしました。館内でゆっくりいただきましたが、他の団体も一緒で賑やかでした。
子供たちは 涼しい館内を楽しそうに見学して回っている姿がみえました。
少し早目に出て、目の前の皇居東御苑の江戸城本丸跡を、子供たちに是非見せたいと考えたからです。
 「強者どもの夢のあと」です。 本丸跡の石垣の凄さ、石垣だけで3階?ぐらいの高さで、上に上がるとぐるりと丸の内のビル街を見渡せます。
武道館、新聞社、等々緑の森の間に素晴らしい建物群です。
 子供たちと上に上がり、眼下に広がっている広大な芝生が江戸場内で、右側に忠臣蔵で有名な松の廊下跡と表示もある場所を見せました。
 この中を、昔昔ちょんまげの武士が、刀を差して日本を動かしていたと思うと、ゾクゾクしてきます。 毎日狭い範囲で動いている子供たちに、開放感も味わい、学校の歴史の時間に古えを思い興して欲しいとも思いました。
 兎に角水分補給をしながらの行動です。きれいに手入れされている芝生の中に、ここで飼っているかと思うような大きなバッタが、跳ねていて、裸足で追いかけまわっている子供たち。江戸城天守閣跡を前に、走り回る姿は夢のようです。
 暑いので売店でソフトクリーム65個買って皆で食べましたが、売店の方が大喜びでした。全部で幾箱になりましたか、、、、。
 帰りは江戸城の堀の石垣石垣を回って大手門から出ましたがさすが、の規模と広さです。
その中を歩いていると、公園の見学者の御老人から「何人で、何処から来たのか」と聞かれました。「一年生から六年生までで61名です。神奈川の海老名から来ました」と答えると「立派ですねえー」とお褒めの言葉を頂きました。
 電車の乗り降りも、班ごとの行動、班長が人数確認をしてくれて「います!」「います!」で移動です。これが虹の子の伝統で、夏の岩手活動、白馬スキー活動も何事もなく10年以上続けています。
 無事に帰って来て、子供たちの顔を見たら、きりりと引き締まり、行く前と違い一日でエリートになったような表情でした。
 体験とは素晴らしい、そう感心した暑い暑い夏休みの活動でした。