我慢をするということ


生きて行くことは、我慢の連続です。
辛いことが有るからこそ、それを乗り越えた時の感激はひとしおです。
その感激は、その人だけの自信の「宝物」でしょう。その「宝」を得るために頑張れる人は幸せだと思います。その「宝」を授けられるのは、回りの大人であり親です。
 我慢。  それは耐える事です。
いきなり我慢しなさい、耐えなさいと言っても無理です。
 私が良く子供達に言うのですが、一度に重い物を持て、と言われても出来るわけがありません。少しずつ持って、初めて重い物が持てる様な「力」が付くものです。
 我慢も同じで、生まれた時から教えて行って序序に耐える力も付いて来るものだと、思います。
 子供が社会に出た時、いきなりこの我慢という現実に遭遇して、押しつぶされてつまずいてしまう事が多い様に見えます。親は助けてあげられない事の方が多い世の中です。何かをしたい、続けて行くことにも、耐える事がついて回るものです。
アドバイスや、励ましをしても最後は本人の力でしか事は進みません。
 我慢は幼い頃から、年齢に合わせて「少しだけ我慢をしよう」と励まして教えて、出来たら褒めてやる、これが大人の役目と考えます。
 耐えて感激を味わう「宝」物を子供たちにたくさんあげましょう。
それは、将来の親子の共の幸せの原点です。