ある4人のお子さんのいるお母さんから聞いた、本当の話です。
4人の子供がいるために、共働きをしても、衣、食、住費で精一杯で、日頃買い物にいっしょに連れて行ってもお菓子などいっさい買ってやれないので、買わない約束~の日々だそうです。
日頃買ってやれない為に、誕生日とクリスマスだけには、どんな 高い物(制限があるとしても)を買ってあげる約束にもなっているそうです。
一番下の小学生の女の子が、欲しい欲しい万の単位の物をクリスマスプレゼントに希望し、親はどんなに大変でも我慢した約束なので買ってあげたそうです。
そのお子さんは、嬉しさに涙をこぼして、「ありがとう」と座っているそばにあった靴下で、うれし涙でくしゃくしゃになった顔をふいていたそうです。
私は、この時期になると、保育園、学童の子供たちに「あなたがたは、人から物を貰ってうれしくて泣いたことがありますか?」涙をこらえながら語りかけて います。
買って貰うのが当たり前、捨てるのが当たり前の時代、このお子さん方の親からのプレゼントは、一生の宝ものになるでしょう。