大盛況の「虹の子」お店屋さんごっこ

8月22日(水)に虹の子クラブ全員で
お店屋さんごっこをしました。

会場は、130名の児童を収容出来る
扇町学童で行いました。

発端は『今の児童達が18歳になると
お金の管理を自分で責任を持って行わなければならない。
果たして?』から。

まず、お金に興味をもたせる為に
亡き父が集めた古銭を「一分銀」見せたり、
大正~平成の硬貨で児童は目を輝かせて
興奮していました。

次に、実際の硬貨1~500円を拓本しました。
少し難しかったようですが、
1年生の子まで、キラキラした顔で取り組みました。

そして、「このお金を使おう!」

ということになり、
品物は安くて児童が好みそうなものを職員達で探し
私も閉店する店の安売りや、東北・近畿の方に出向いた際にも
子ども達が喜びそうな品を購入し(仕入て)ました。

前日、二日間、全学童の高学年を集めて
看板作り、値段付け、品物の仕分けを行いました。

各学童、学校のカラーがあり、
それぞれが違うので、これまた楽しい光景が見られ、
新たな発見でした。

自分で10~500円のお金を作り
一人1,000円を持ってお買い物です。
お財布は折り紙で作り、更に、ゆうちょ・銀行の現金封筒を渡すと、
『本物だ~!!』と、大喜びで、みなが集まってきました。

当日は全学童、134名参加、
それぞれ、徒歩、電車、車の送迎で、
熱中症に気を配りながら集合しました。

ビニールの袋に買った物を入れ、
私が仕入れたお皿の前は、長蛇の列で
「1枚、650円です!一人1枚です」
と、書いてあるプラカードを持った子もいました。

目をキラキラして報告に来る子。
お金が残った~と言いに来る子。

「先生、買った品物はどうするの?」
と、聞かれ
「自分のものだからお家に持って帰って良いし、
おやつを買った人はおやつの時に食べても良いよ。
ここで食べるのはやめようね」
と答えました。

その時に子ども達の顔は、
「やった~!!」と満面の笑みでした。

「買った物はお母さんにあげた」
「妹に買ってあげた」
「100円出したら500円おつりがきたので、返した」

など、迎えに来た保護者にも
「今日、扇町学童に行ってきた!
買い物ごっこをしたよ!ほら、こんなに買った!」
と、報告している児童もいました。

今年初めて、130名が一堂に会したので、
職員達も面喰い、
児童達も圧倒され続けていましたが、
「楽しかった。またやりたい!」とほぼ全員の声で、
職員一同、夏の疲れも吹き飛ばされた一日でした。

このようなことを、この大きな施設を用意しました。

海老名市内、6小学校、
1年生から6年生まで100名以上が一同で
何かを一緒に行う交流会が出来るのはなかなかないことです。
この夏休み虹の子5団体が、連日のように
扇町で合同の活動をしていました。
児童がお互いにかかわりあうことで、
普段みられない成長や感動する行動があり
職員達にとっても、学ぶことの多い夏休みでした。

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