21回 みちのく便り 平成30年7月23~24日

夏休みの活動、21回目の岩手課外活動が始まりました。

参加者 男子10名、女子8名、引率者5名。

その引率の中に、第1~3回、学童時に参加した孫が
今年、社会勉強を終えて法人の見習いとして、
参加しています。

課外活動の初めの頃は、本厚木から夜行バスで盛岡まで行き、
岩手でも有名な盛岡の郊外にある姫神山に登りました。
標高1,124 m、小富士のように美しい姿で鎮座しています。
小学1年生だった孫とMさん二人にとっては必死だったと思います。
山頂には赤とんぼがたくさん飛んでいたことを記憶しています。
目の前に岩手山。
盆地の盛岡の街並みが眺めることが出来ます。


今回の課外活動では、20年を経て
孫の感想を聞くのが楽しみです。


20時に海老名駅に集合しましたが
来年は30分遅くても大丈夫なのでは~と、考えています。

最初、泣いていた1年生の女子もロマンスカーに乗る頃には泣きやみ
いつもの顔になっていて(よしよし)と安心しました。

ロマンスカーを待つ間に、ホームでみなが打ち解けて
新しい時間となりました。
ロマンスカーの中では、用意しておいた
おにぎりとバナナを食べさせました。
毎年、バスに乗る頃には『お腹が空いた~』となりますので
今年は貸切状態のロマンスカーの中でリッチにいただきました。

バスタ新宿は昨年より空いていて
余り待たずに30分位で乗れて楽でした。

バスの乗り方も、昨年はわからず面喰いましたが
今年はスムーズに乗ることが出来ました。

3回トイレ休憩があり、6時15分に盛岡駅に着きました。

盛岡駅にはフジクラドライブ(ひまわりクラブ)のバスと
私の小学3年生の時の恩師、国安先生(85歳)が出迎えてくれました。

国安先生はこの課外活動を私に薦めて下さり、
自宅を開放して下さったり、フジクラドライブを紹介して下さったり。

神奈川から岩手へと安心して引率出来るのも
先生のお陰であり、そのおかげで
子ども達が普段出来ない活動が出来ています。

盛岡駅は霧雨で、今年は岩手山も見えませんでした。
気温は26℃で、少し肌寒く感じます。

道の駅、石神の丘で朝の身繕い(洗顔・歯磨き)をして
朝食をとりました。

屋外テーブルがあるので
そこでゆっくり食事をしました。
多い子はおにぎり2個にサンドイッチ、と驚くほどの食欲です。

その後『子どもの森』へ。
初めて行く職員3名も、芸術的で都会的な空間に
感動していました。
最初は貸切状態でしたが、お昼頃になって
どんどん子ども達も増えてきました。

みんな汗びっしょりに動き回っていました。

いつものホールで昼食をとり、13時に出発しました。

15時に『もぐらんぴあ』に着きましたが、
この間、全員ぐっすりお昼寝タイムでした。
久慈市について目がパッチリ。
『もぐらんぴあ』を1時間見学しました。

津波後再開されましたが、やはり少し規模が小さくなっています。

いよいよ『苫屋』へ。
子ども2名と大人1名が定員オーバーで
宿泊出来ないので、3名は『えぼし荘』に向かう為
野田駅でわかれました。
『えぼし荘』からは野田駅まで迎えに来てもらえます。

『苫屋』に着いて、まず、ご挨拶です。

挨拶後、前の川で水遊びをしました。
初めは子ども達も遠慮がちでしたが、
しまいには元気になり過ぎて、服も水でビショビショになり
結局、上半身裸で遊び、17時にそのままお風呂に全員で入り、
「楽しかったぁ~!!!」と。

夕食まで囲炉裏に座って
燃える火をじーっと眺めていました。
こんな体験も久々でした。

いつの頃からか、参加した子が
トランプなどを持って来て、夜はゲーム遊びになり
囲炉裏に関心を持たなくなりました。

何のために連れてきているのか?~当時はショックでした。

囲炉裏の火をみて、ぼーっとする時間も大切だと思います。

夕食はカレーライスでした。
野田駅前の魚屋で買ったホタテや海鞘も
『苫屋』で調理してもらいました。
ホタテの刺身は人気でしたが、流石に海鞘は
私1人が食べることになりました。

食後のミーティングで班長達にも感想を述べてもらいました。
しっかりと意見を述べてくれ、頼もしく感じました。

ココは布団敷きも自分達でします。
声を掛け合って、女子全員一緒、男子も全員一緒です。

家が古いので、造りに慣れずに、
足をぶつけたり戸惑っていました。

寝る前に外に出て川をみると
蛍が数匹飛んできました。
本当に幸運で、子ども達も大喜びでした!

残念ながら星はみることが出来ませんでした。

21時に全員就寝。
1年生の女子が一番早く寝ました。

米田 記